水素エンジン自動車事業
世界の車を究極のエコカーに
日本の自動車産業界、特に自動車整備工場の活性化や水素社会への推進に貢献したいというITカーズの熱い想いが、世界初となる「ガソリン混合水素エンジン」自動車の開発に結実しました。
9月25日に記者会見を催し、「ガソリン混合水素エンジン」自動車の概要発表に併せ、試乗会も行われました。
記者会見には、TV、新聞、雑誌、通信社や海外メディアを含め50名を超えるジャーナリストが集い、この世界初となる「ガソリン混合水素エンジン」試作車(スズキワゴンR)に熱い視線が注がれました。
早速、会見当日のテレビ東京「Newsアンサー」(16:52~)で「世界初!2種類の燃料エンジン発表」というタイトルで報道されました。
「世界初!2種類の燃料エンジン発表」
■URL:http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/news/post_27589
その後、TVニュース、新聞、雑誌、そしてオンラインメディアなどで100に及ぶ報道があり、この「ガソリン混合水素エンジン」に対するマスコミの関心の大きさが窺えました。
※写真上:記者会見場に併設された展示場での試作車公開風景
※写真下:試作車後部トランクに搭載された水素タンク
世界で10億を超えるガソリン車をどうするのか?
国内で約7,560万台(自動車検査登録情報協会2012年調べ)、世界では10億台を超えるといわれる保有自動車台数のほとんどはガソリンを主燃料とする内燃機関車です。
100%水素を燃料とする水素自動車は世界でいくつかの自動車メーカーが開発を行っているものの、水素を他の燃料と組み合わせて走らせる試みは、世界の誰もが手をつけていない未開発な分野でした。
ITカーズが今回、世界に先駆けて開発したコンバージョン(機能変換)キットを組み込むことで、世界中のガソリン車が環境に負荷の無い水素による走行が可能となるのです。
新エネルギー、環境対策の視点から次世代自動車の動力源について、これまで100年余の技術蓄積を有する内燃機関とするか、モーター系の電気自動車や燃料電池車(FCV)にするかについて国際的な議論を呼んでいます。この世界初となる「ガソリン混合水素エンジン」は、既存の自動車製造のインフラや今までの熟成した技術を利用して新たなソリューションを実証することとなったのです。
■「水素エンジン」を生んだ科学者とエンジニアの出会い
ITカーズがこのコンバージョン(機能変換)キットの開発に取り組むきっかけとなったのは、東京都市大学(旧・武蔵工業大学)の総合研究所水素エネルギー研究センターの准教授で、日本における水素自動車の研究・開発の第一人者、山根公高博士との出会いでした。
山根博士は現代日本のトップレベルの科学者11名を取材した竹内薫氏の著書『ブレークスルーの科学者たち(2011年、PHP研究所)で、先日ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥さんらとともに紹介されるほどの逸材です。
山根博士の記者会見における発表資料
「水素をエンジンエンジンの燃料とする魅力」(PDF:845KB)
また、ガソリン混合水素エンジンの実用化に向けて、コンバージョンキットの開発に中心的役割を果したのはITカーズ技術部長の今井作一郎。試作車は既に車検をクリアし公道走行を可能にしています。
今井部長は1998年のパリ・ダカールラリーにおいて市販車改造ディーゼル・クラス(T2-2)で2回目の参戦にして見事クラス優勝を遂げた伝説のエンジニア。
今井部長の記者会見における発表資料
「世界の車を究極のエコカーに」(PDF:1.15MB)
ITカーズでは今後、「ガソリン混合水素エンジン」自動車へのコンバージョン(機能変換)キットの普及化のため、関連企業との事業提携をすすめていく方針です。関係各位からなお一層のご指導とご支援をお願いいたします。
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